2015-05-04 10:00

テクノロジー

インドネシアへ日本の炭鉱技術を移転

JOGMEC
日本の技術を移転して、石炭需給安定を図る
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、インドネシア・エネルギー鉱物資源省鉱物資源教育訓練庁(ETAEMR)とインドネシア国内の炭鉱技術者等を対象とした、平成27年度の炭鉱技術海外移転事業に関する覚書および実施計画書を締結した。

世界屈指の石炭輸入国である日本において、安定的に石炭資源を獲得するには、世界的な石炭の安定供給が必要不可欠である。平成14年度より主要石炭国において、露天掘りから坑内掘りへの移行や採掘箇所の深部化・奥地化にあたって日本の炭鉱技術を移転する活動を、JOGMECは「産炭国石炭採掘・保安技術高度化事業」として行っている。
海外派遣研修業務実施者を公募
インドネシアでは鉱業法の改正に伴い、露天掘りの規制が厳しくなる予想から、坑内掘りへの移行が見込まれている。日本から炭鉱技術者を指導員として派遣し研修を行うことで、インドネシア国内の炭鉱の保安と生産性向上、石炭需給の安定化が目的とされる。

4月30日より海外派遣研修業務の実施者を公募している。東カリマンタン及び西スマトラ地区の坑内掘り炭鉱にて、炭鉱技術者等を対象として座学や実技研修。州政府エネルギー鉱物資源局および大学等において、座学研修を実施する。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

JOGMEC プレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/

JOGMEC 海外派遣研修業務の実施者公募について
http://www.jogmec.go.jp/news/

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